2001年4月2日 W田君が今回用意したタイヤは032R。 サイズは175-60-14。 外径が185-55と185-60の中間に位置する。 コンパウンドはソフト。 今回W田君の好意により、 テストのためハヤシのホイルごと借りて試乗することが出来た。 まず一番に気づいたのは、 トランピオの08Rと比べて、 エンジンフィーリングがなめらかに感じられること。 これは車速と回転数にずれがなく、 回転が上がるごとに車速がのびるのが心情的に、 影響を与えているのだろうか。 とにかくエンジンに負担がかかってない感じで、 振動させも軽減したように思えるほどだ。 エンジンの上の伸びも、 185-55-14より確実によい。 かと言って、下の加速感が鈍った印象もそれほどないのが不思議だ。 グリップレベルも175の割には高く、 特に縦方向、 進入のブレーキングではかなり安心して詰める事が出来る。 急激な横方向への入力には、 少し弱いようだがアングルが浅ければコントロール性は高いようだ。 しかしある一定のスリップアングルをこえると、 急にトラクションが抜けて回復に時間がかかるように感じた。 タイヤの幅とは裏腹に、 高速コーナーでの安定感、コントロール性が高いのが面白い。 しかし一概に幅だけの問題とも言えず、 コンパウンド、ホイルによるトレッドの拡大も、 大きな影響を与えてるのだろう。 トランピオよりも、 今の初号機のエンジンには032Rの方が合っていると思えた。 こうなってくると038あたりの、 185-60-14が一番良いって事になりはしないだろうか。 いい加減素直に純正サイズを試す時がきたのかもしれない。 今回あらためて、タイヤの与える影響におどろいた。 唯一路面と接触しているタイヤ。 エンジンを、シャーシを、足まわりを、 生かすも殺すもタイヤ次第なのだろうか。 |