2001年7月19日 今回のニュータイヤ、 ダンロップのD01Jです。 ダンロップのSタイヤを履くのは98J以来、 あのパターンは印象的だったので、 D01Jを見ると、 ちょっと物足りないでしょうか。 サイズは185-60-14、 コンパウンドはハードの一種類しかありません。 ではステアリングを握ったファーストインプレッションから。 軽いですね。 ステアリングが軽く感じます。 そのかわりと言ってはなんですが、 センター付近の反応が甘く遊びが多いようです。 ロードノイズは気にならないレベルでしょうか。 ただ、今までが履いていたタイヤが55だった事もあり、 60の腰高感は否めません。 若干、ステアリングインフォメーションも薄く感じ、 不安感があります。 では、ならしもかねて山へ。 いきなり全開はあんまりなので軽めに流します。 当たり前ですが、 グリップレベルは08Rより確実に上。 街乗りで感じた、 60からくる腰高感やステアリングインフォメーションの薄さは、 全く気になりません。 何よりサイズからくるであろう、 五千回転から上のフィーリングが心地よい。 もちろん外径の小さい55の方が早くふけるのですが、 フィーリングは一本調子で盛り上がりがなくのびがありません。 対して60だとエンジン回転にあった車速ののびがあり、 無理なくふける感じです。 少しずつペースを上げていきます。 相変わらずグリップ感は高く、 かなりのペースでも安心して踏んでいけます。 しかし、 タイヤが限界をこえスライドしたとたん、 車を失速感が襲います。 グリップが高い分、 パワーの喰われ方も大きいようです。 不用意に振り回す事は避けねばなりません。 もう一つ、 下りでRの大きいところなどを走っていると、 とっても嫌な感じになります。 身体がむずむずするような、 くすぐったいような。 そして気がつくと、 微妙にラインがずれており、 ガードレールも普段より心持ち近づいております。 どうやらタイヤが滑り出す前兆のようなのですが、 あわよくば気づかれまいと、 そんな姿勢が感じられます。 この辺とてもしたたかですね。 足元をすくわれないよう注意が必要です。 あとは29日のオートポリスで、 その真価が問われます。 |