2001年3月26日 W田君のM2にEPLの添加剤、PL-500を入れてみた。 この添加剤は漫画『ボルト&ナッツ』等でも取り上げられていたので、 御存知の方も多いと思う。 期待できる効果はフリクション低減による、 高回転の伸びだろうか。 まずはオイル交換と同時に規定量の250ccを入れる。 その後すぐに効果のほどをテストするため、 ミルクへと向かった。 走り初めて10分ほどたった時だろうか、 驚いた事に突然、エンジン音が変わった。 排気音が低く、太くなったのだ。 では、かんじんなエンジンフィーリングの変化はというと、 あきらかにアクセルが軽く、 高回転でのレスポンスが良く感じられる。 私が乗った感じではデメリットは感じられなかった。 そこで真実を確かめるべく、 オーナーのW田君に運転をかわってみた。 W田君の感想はこうだ、 「PL500は以前、前の車(NA8Cシリーズ1)で、 試したことがあったのですが、 その時の記憶どうり処理(?)が終了すると、 突然、エンジン音(排気音)が低くなり、 あきらかにレスポンスが良くなると言うのは、 全く同じでした。 ただ今回、 ジェッティングが暫定的だったため、 ネガな部分が露出する印象でした。 具体的には、 フリクション感が減少するけど、 中低速のトルクが低くなり、 高回転ではふんづまりな印象でした。 そこで、メインを145から150へ、 エアーを200から210へ、 すると排気音が、かん高くなり、 高回転での伸びが感じられるようになりました。 中低速はと言うと、 アクセル開度に対するリニアさに欠け、 解放気味な印象でした。 ま、攻める意味ではあんまりデメリットは感じないけど。 では攻めた感想はと言うと、 やはりフリクション感の減少が顕著に感じられ、 高回転での微妙なアクセルワークが気持ちよく、 高回転でパーシャルを維持するのにもストレスを感じなくて、 グッドでした。 パワー感というよりも、 フィーリングに効果がある逸品だと思います。」 さて自分の正直な印象はと言うと、 トルクの減少は感じなかった。 ここらへん微妙だとは思う。 印象としては良くも悪くもエンジン本来の姿をあからさまにする感じで、 デメリットを感じる人も多いのかもしれない。 あとは洗浄性?の高さからくるのか、 オイル消費量の増加も気になるところではある。 今度は150cc残ったPL500を、 N川君のRSで試す予定。 あの鈍いN川君が体感できたら本物と言ってよいのでは? |