2001年1月8日

〜取り付け〜
いよいよフルコンに挑戦です。
選んだのは『フリーダム』、
価格は本体9万でセッティング用のソフト&ケーブルが18000円、
バキュームセンサーのカプラーと吸気温センサーのカプラーが
共に1500円となってます。
バキュームセンサーはすでについていたのでそれをそのまま使用しました。
吸気温センサーはトヨタ用の水温センサーを使用します。
配線はそれほど難しくはなくセンサーの配線をエアフロの配線に割り込ませます。
水温センサーが2本、バキュームセンサーが3本。
計5本の配線と本体ECUのカプラーの差し換えで動きます。
ただ弐号機の場合問題となったのがスロポジです。
ショップの方でスロットル制御させるためにスロポジが
純正のスイッチ式からリニア式に変更されていたのです。
BPでは純正でリニア式なのでスロットル制御と
スピードデンシティー制御との切り替えは
フリーダムのデーターの書き換えだけで簡単に変更可能です。
B6でスロットル制御にしようと思うと結構大変でリニア式のスロポジはポン付け
というわけにはいかず少し加工が必要なようです。
オートマ用のスロポジがリニアで
そのまま使えるという話しも聞いたのですが未確認です。
B6でリニア式のスロポジを使いスロットル制御をしようと思うと
他にも少し変更が必要です。
まずフリーダムへのカプラーの配線を1ケ所変更します。
大きい方(26ピン)の2Lを抜いて2Mに差し換えます。
後は本体の設定ですがB6用スロットル制御のデーターが付属してないので、
BP用のデーターを変更して使います。
まずセッティングソフトの環境設定をかえるのですが、
エンジン&車種選択で0の共通を選びます。
そうするといままで表示されなかったパラメーターが表示されるようになります。
そして変更する箇所は基本パラメーターの1気筒排気量、インジェクター噴射量。
フラグ類のスロットルポジションセンサーフラグをリニア式に。
アイドルスピードコントロールに入り
回転数フィードバック条件の最小カウント値を76へ変更します。
これで一応動くはずです。
自分の場合どうしてもエアコンが効きっぱなしなるというトラブルがでましたが、
これはフリーダム本体が不良ロットだったらしくメーカーに問い合わせたところ、
フリーダムの中の抵抗をひとつカットすることで解決しました。


〜セッティング〜
とにかく苦労しました。
まずアイドリングのハンチングが止まらず、すぐにエンジンがストールします。
それとアクセル開度40%付近で息付きがおき、
エンジンが全然吹けなくなります。
息付きはショップのECUの時も少し出ていたのですが、
その比ではありません。
息付きの原因を探ります。
まず点火系かと思い、プラグとプラグコードを交換してみます。
全然変化なし。
じゃあ燃料系だろうとフューエルフィルターを交換してみます。
若干のレスポンスアップは感じられましたが変化無し。
インジェクターを交換してみます。
頭からガソリンかぶったかいがありました。
息付きが見事になくなりました。
どうやら「ガイアックス」の仕業らしく、
燃料ラインのスラッジをおとしインジェクターを目詰まりさせたようです。
しかし息付きが改善されたのはショップのECUだけで、
フリーダムに換えると最初は良いのですが、すぐにまた息付きがおきます。
それも走れないほどにです。
噴射マップやアクセル開度補正マップを変更してもダメで、
全く原因が分かりません。
フリーダムに新しいデーターを書き込むと一瞬よくなるのですが、
少し走るとダメになります。
フリーダムには学習機能があり、
走れば走るほど良くなるはずなのですが...
どうやらその学習機能がおかしいようです。
試しに学習機能とフィードバックのフラグを切ってみると....
あらら普通に走ります。
アイドリングのハンチングも起きず、息付きもありません。
何なんでしょうねェ〜まったく。
もう学習機能はあてに出来ません。
今はインターネットで入手したマップのデーターを改良して走ってます。
しかし速いわ、これ。
セッティングがきまったらどうなるんだろう...
とりあえず、初号機は今の時点ですでに負けてます(泣)




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