2000年5月14日 これはピットクルーより販売されているタコ足です。 実はこのタコ足はマイナー後の物で旧型はこちら 旧型は恐ろしいほどに盛り上がってます。 旧型はタワーバーが付かないとか、 ボンネットが焼けるとか言われてましたが、 なんてことはありませんでした。 タワーバーは奇跡的にトラストの物がつきます。 もちろんクリアランスはミニマムですが。 取り付けに関しても、かなりマニアックで、 エンジンをジャッキで少し持ち上げないとつきません。 タワーバーはもちろんトラストの場合、 タワーバーの台座ごと外さなければなりません。 フランジのボルトもタコ足を少しだけはめた状態の時にかけないと、 奥まではめてしまっては、かからないボルトが何ケ所かあります。 ラチェットどころかメガネも入らない所だらけなので、 ボルトをしめるのには、かなりの根気が必要です。 この前はフジツボの4-1を使っていたのですが、 私が鈍いのか体感はできませんでした。 ところが、このタコ足には驚きました。 エンジンの吹け、トルク、音、すべて別物です。 パイプも38φと賢い太さです。 音は格段にうるさくなります。 タコ足でこれほど、エンジン特性が変わるなんて思いもしませんでした。 ただ、トラブルがなかった訳ではなく、 旧型はミッション共締のステー破損、 フランジからの排気もれ、集合部分からの排気もれ、 などなど苦労の連続でした。 その度にピットクルーにより補強やステーの形状変更など、 バージョンアップしてきたのですが... さすがに疲れ、新型の導入となりました。 新型は盛り上がりには欠けますが、 性能の方は変わりなく今の所トラブルもありません。 音質もはぎれが良く甲高くなったような気がします。 価格は9万円と、 けして安くはありませんが体感できるパーツとしては一押しです。 |