2000年7月27日 W田のM2-1028についてるオーリンズのPCVです。 バネレートはフロント8キロリア6キロ。 アッパーマウントもピロになってます。 ケース自体はそれほどショート加工してある訳ではないようです。 よってあまり車高を下げて使うものではないと言えるでしょう。 乗った初めの印象は減衰力を街乗り用の7段もどしにしても固い感じ。 ところが跳ねるかなぁ〜とギャップをこえると 意外にしなやかで嫌な突き上げ感もありません。 この辺のピストンスピードが速い領域でPCVの効果が出てると思います。 峠を走った感じでは、 路面の追従性が良くトラクションの抜けにくい足です。 路面にうねりのある峠を走る場合、 このぐらいは伸び側のストロークがほしい所。 それに比べクワンタムは伸び側のストロークが不足しているため トラクションが抜けやすく失速しがちです。 ブッシュ類が違うのでクワンタムと厳密には比較できないのですが、 ショックのフリクションが少し大きいような気はします。 そのためかタイヤの接地感が薄く感じられます。 現状ではフロントの縮み側のストロークが少なめなので、 もう少しフロントの車高を上げてみたいところ。 そうすれば、下りでフロントタイヤをもっと有効に使えるかも。 ちなみにミルクでのベストな減衰力設定は フロント5段もどしリア6段もどしだそうです。 |