B6改ソレックス





2000年12月3日


これがzakiさんのロードスター。
平成3年式のシルバー、エンジンはノーマルB6にソレックス、
排気系はマキシムワークスのタコ足に
ブライトロジックのマフラー(自作インナーサイレンサー付き)、
足回りはアラゴスタにニーレックスの強化ブッシュ、
クラッチはノンアスの強化、フライホイルはユアーズです。
その他、オイルクーラーはタックイン、13インチのワタナベ、
オクヤマの4点式ロールバー+サイドバー、シートはブリッド、
ステアリングはナルディー、ボンネット浮かし、
などなどまだまだ細かいところはたくさんあります。
まず乗って驚くのはトルクがあること。
いや自分の車のトルクがないだけかもしれないけど...。
マフラーは自分と同じものなのですがサイレンサーが付いてるため、
とても静かでキャブの
『くおっ!くおっ!』という吸気音が良く聞こえて心地よい。
このインナーサイレンサーも低速トルクに一役かってるのかもしれませんね。
さすがにノーマルカムなので6千付近からは苦しいですが峠などでは、
こちらが速い可能性大です。
ハードトップのためか剛性感もあり、やれた感じはありません。
今度エンジンを載せ換える予定で、このニューエンジンも楽しみです。
もしかしたら、この載せ換えもレポートできるかもね。


これが噂のアラゴスタ。
最近モデルチェンジしてシェルケース移動式になりました。
ただロードスターの場合、
ストロークの関係だと思うのですがシェルケース移動式はフロントのみの設定です。
バネレートはフロント6キロ、リア5キロと
今どきの車高調にしてはやわらかめの設定です。
乗った第一印象は突き上げ感が思ったよりもある、というものでした。
これはショックのピストンスピードの速い領域の減衰力が高いためでしょう。
しかし乗り心地が悪いというレベルではありません。
高速コーナーなどの比較的ピストンスピードの遅い領域でも減衰力が効いてるため、
ロールはするのですがロールスピードは遅くトラクションのかかりもよいです。
バネレートに対して減衰力が高めの設定になっているような気がします。
ショック自体のフリクションが少ないのか足がよく動き、
そのため荷重がのせやすくトラクションが抜けにくいようです。
ただブッシュも強化品になっているので、その辺も効いているのでしょう。
あまり車高を落とす設定にはなってないようなので、
ショックの伸び側のストロークも十分にあると思われます。
したがってうねった路面などでも足の追従性がよく峠向きの足と言えるかも。
フィーリングとしてはオーリンズやビルシュタインの延長線上で
低フリクションが印象的でした。
ビッグAのようにバネレートを10キロ台にあげた場合、
どんなフィーリングになるのか興味があります。
しかしせっかくのこの味は
あまりバネレートを上げない方が生きるような気がしますが...。
今度は是非ミルクで試乗してみたいものです。






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