スタビセット
フロント







2001年8月27日

かえよう、かえようと思いつつ、
ほったらかしだったスタビをついに交換します。
物はマナティーの調整式スタビ、
F39000円、R36800円。
調整式というので、
真中の径が変更できるのかと思ったら、
そうではなく、
スタビリンクの取り付け位置を変更し、
てこの原理で効きを変えるという物です。
穴は前後とも5つあり、
真中の位置で純正の40パーセントアップと聞いております。
さて、
ボルトオンを願いつつ、
まずはフロントから取り付けてみましょう。
アンダーカバーを外し、
純正のスタビを外します。
平静をよそおいつつ、
やおらマナティーのスタビを手に取り、
ここぞとばかり、あてがいます。
『ん〜、当ってる、当ってる』
当然の様に、
ラジエターのファンカバーが当ってます。
どうらや、
ラジエターを厚い物に換えてるのが原因のよう。
『ええい、プラスチックが何するものぞ』
しばしヤスリと共に削りに興じます。
『う〜む、新手の強化プラスチックか?』
固くて全く削れません。
『もしや、この輝く粉は..』
鉄ですね。
プラスチックはお隣さんだけのよう。
仕方なくサンダーで削ります。
全身に火花のシャワーを浴びながら、
『これこれ、これが車いじりの醍醐味さ』
と自分で自分を励ます他ありません。
そんな励ましのかいあり、
やっとフロントのスタビが付きます。
『アンダーカバーを付けて完成と』
はい、つきません。
見事にスタビに当ってます。
『ノコ!』
もちろん叫んでもひとりぼっちなので、
自分で取りに行きます。

『良さげ』
見た目は悪くありません。
早速、フロント交換のみで、
山へと向かいます。
まずはステアリングからのフィーリング、
切り心地が違います。
切り初めの初期は変わらないのですが、
奥がぐぐっと重くなる感じがあります。
明らかに横方向の剛性感があがり、
ロールも減っているのが分かります。
街乗り用にと、
減衰力を弱めてるにもかかわらず、
イン側の接地感があり、
どちらかと言えば伸び側が強くなった感じでしょうか。
良い事ずくめのようですが、
ちょっとした事でタイヤが鳴くのも事実。
ラフな操作は直でタイヤに負担がいくようです。
今までより、
もっとタイヤのグリップを意識した、
丁寧なドライビングが不可欠でしょう。
さて、
気を良くしリアの交換に入ります。
リアこそボルトオン、
純正を外し、
マナティーのスタビを付けます。
『おぉ!』
どこにも干渉は見られず、
今度はうまくいきそうです。
『ノー!!』

これではナットが回りません。
ブッシュとナットがピッタリすぎて、
工具がかけれません。
マナティーに電話を入れると、
『う〜ん、初めてのケースですねェ
 他のみなさんはどうしてるんでしょう?』
う、売れてないんじゃ?
とりあえず、
明日対策品を送って頂く事となりました。
現在、
リアスタビなしにて走行中。




スタビリア

サーキットインプレ


back


home